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Remote、3億ドルのシリーズC資金調達の確保でグローバル人材採用を強化

2022年4月5日

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カリフォルニア州サンフランシスコ、2022年4月5日―グローバルな分散型ワークフォースの構築、管理、サポートを手掛けるリーディングカンパニーであるRemoteは本日、シリーズC投資ラウンドによる3億ドルの資金調達を発表しました。この資金調達はソフトバンク・ビジョン・ファンド2の主導によるもので、Accel、Sequoia、Index Ventures、Two Sigma Ventures、General Catalyst、9Yards、Adams Street、Base Growthをはじめとする既存の投資家が参加しています。世界中の人材を採用する企業が増加する中、今回の資金調達ラウンドは、過去1年間で従業員が900%増加し、年間経常収益が13倍以上に達するなど、飛躍的な成長を遂げたことを受けて行われました。Remoteは急成長中のEOR企業として確固たる地位を築いています*。

「Remoteの創業当初からのミッションは、あらゆる人とビジネスがグローバル市場の真の一員となる世界を作るための手助けとなることです。投資家からの大きな支援と事業の急成長は、このニーズが顕在化しているだけでなく、我々が提供するビジョンとソリューションが第一級のイノベーションであることを証明しています」とRemoteの共同創業者兼CEOであるJob van der Voortは話します。「今回の追加資金調達により、Remoteは契約社員向けのグローバル給与プラットフォームをはじめ、より多くのサービスを開発し、最高水準のサポートと福利厚生の提供をさらに拡充できるようになります。」

シリーズBで1.5億ドルを調達し、ユニコーンの地位を確立してからわずか8カ月で迎えたシリーズCラウンドにより、総調達額は4.95億ドル、評価額は約30億ドルに達しました。これにより、Remoteは新しい働き方に移行する企業にとって最良のパートナーであることを証明しています。

「人々の働き方は永遠に変わり続けるものであり、リモートワークおよびハイブリッドワークへの移行により企業は世界中から人材を採用できるようになりました。しかし、これは負荷が高く、コストがかかり、リスクを伴うプロセスになる可能性があります」とSoftBank Investment Advisersの業務執行社員であるBrett Rochkind氏は話します。「Remoteは複数の技術を活用してグローバルなプラットフォームを構築しました。このプラットフォームでは、新しい従業員がどこにいても迅速かつシームレスに採用して、受け入れることができます。「Job、Marcelo、そしてチームと共に、すべての人、ビジネス、国に対して世界の大きな可能性を広げるというミッションを支援できることを嬉しく思います」

2019年設立のRemoteは、GitLab、DoorDash、Loom、Paystackといった企業が世界中から優秀な人材を集め、チームを構築するための支援を行っています。Remoteのプラットフォームは、クライアントがグローバルに雇用し、希望する通貨でチームに給与を支払い、絶えず変化する規制に準拠するために必要なツールと専門知識を提供します。Remoteは、各国の法人を完全に所有・運営し、各市場にスタッフを配置することで、給与、福利厚生、税金、ストックオプション、法規制の順守など、文化的背景を考慮した競争力のある雇用パッケージを提供し、世界の人材市場で際立つ存在となるようにサポートします。

「Remoteを通じて、Jeevesはインド、カナダ、英国、南米で従業員70名と契約社員10名を雇用しました。Remoteを利用することで、自社所有の現地法人を設立する手間をかけずに、新市場にすぐに参入できました。「将来的にいくつかの国で現地法人を設立する際にも、Remoteのグローバルコンプライアンスと給与処理に関する専門知識を活用することで、適切に対応できると考えています」と、Jeevesの最高人事責任者であるKati Reaugh氏は述べています。「Remoteのカスタマーサポートと専門知識は非常に質が高く、同社との提携により、当社は大きく成長できました」

「FonoaはRemoteのおかげでチームメンバーの拠点に関係なく、世界で最高のチームを作ることができます」とFonoa Technologiesのピープル・オペレーションズ・マネージャーであるSophie Connor氏は語ります。「RemoteはFonoaの人材プールを大幅に拡大し、8か国にわたるシームレスな会社の規模拡大に貢献しただけでなく、分散した従業員全体に対して、文化的な違いを考慮した公平な従業員体験を保証してくれました」

Remoteは2022年、実践的なサポートを提供するプログラムを開始し、Remote Relocationを通して企業が従業員の国家間移動を支援するのをサポートしています。Remote Relocationでは、ビザの案内とスポンサー、現地での移住と税金に関するガイダンス、保険、異文化トレーニングを提供しています。同社はまた、Remote for Refugeesを立ち上げました。このプログラムで企業は難民の人材に簡単かつコスト効率よく投資することができ、すべての難民に無料でグローバル雇用を提供できます。

Remoteは技術サービスの革新を続けており、先月にはAngelListやSequoia Consultingなどの大手の人事ソフトウェアプラットフォームと提携し、企業がプラットフォームを通じて直接国際チームを拡大・管理できるよう、市場では初のRemote APIの提供を開始しました。

Remoteは2022年4月5日~6日、「Building Belonging in the New World of Work」(新しい働き方における帰属意識の構築)をテーマとした、初のRemote Connectカンファレンスを開催する予定です。すべてがバーチャルのこのイベントでは、Ariana Huffington、Adam Grant、Priya Parkerをはじめ、著名な作家、ビジネスリーダー、業界の専門家が登壇する予定です。

Remote、およびRemoteのリーダーシップや革新的なソリューションの詳細については、remote.comをご覧ください。

*社内調査では、競合他社の報告よりもARRの伸びが速いという結果が出ています。

報道関係に関するお問い合わせ: press@remote.com

その他のお問い合わせ:https://remote.com/ja-jp/contact-us