新規従業員採用チェックリスト

新規従業員採用チェックリストとは

新規従業員採用チェックリストは、採用担当者が新しい従業員を受け入れる際に参照する包括的なリストです。チェックリストを参照すると、新しい従業員を効率的に受け入れるために必要なすべての手順を確実に実行できます。 

しっかりとした新規従業員採用チェックリストがあれば、採用とオンボーディングのプロセスに一貫性を持たせて効率化できます。雇用主にとっても、新規採用者にとっても、適切なスタートを切ることができます。 

以下に、従業員を採用する際の重要な段階をまとめた詳細なチェックリストをご紹介します。

従業員を採用する際のチェックリスト

採用前段階

• 雇用ニーズを確認する
  チーム内の新しい人材の必要性を評価し、確認します。

• 職務記述書を作成する
  職務内容、必要な資格、技能、経験を含む詳細な職務記述書を作成します。Remoteでは、企業のニーズに合わせてカスタマイズできる職務記述書テンプレートを用意しています。

• 雇用に対する承認を得る
  新しい従業員を雇用するために、上層部や関連部門から必要な承認を得ます。

• 採用チームを設置する
  採用チームのサポートを得て、次のチームメンバーを発掘しましょう。社内に採用チームが設置されていない場合は、面接官、採用担当者、人事コーディネーターなどの役割を社内で指定します。

• 採用チャネルを選択する
  オンライン求人サイト、専門家ネットワーク、ソーシャルメディアなど、求人広告の適切なチャネルを選択します。リモート人材を雇用する際に、Remote Talentを利用することで、優秀なグローバル人材を引き付け、リモート雇用主としてアピールできます。  
  

採用段階

• 求人広告を掲載する
  選択したプラットフォームに求人広告を掲載します。

• 応募書類を収集・分類する
  受領した応募書類を整理し、最低限の応募要件を満たしているかどうかを審査します。応募者管理者システムを使用すると、応募者を絞り込みやすくなります。

• 評価試験

• 必要に応じて、技能試験や心理評価を実施します。

• 面接のスケジュールを組む
  最終選考に残った応募者との個別面接のスケジュールを組み、実施します。

• 経歴調査と身元調査を行う
  該当する地域の経歴調査と身元照会先への連絡を通じて、応募者の情報を確認します。 

採用段階

• 応募者を選択する
  収集したすべての情報とチームの意見をもとに、最適な応募者を選択します。

• 内定を伝える
  口頭で内定を伝えた後、正式な内定書を送付します。

• 条件を交渉する
  給与、福利厚生、入社日などの雇用条件について話し合い、最終決定します。

• 内定承諾書を受領する
  候補者から内定承諾書を受領します。

• 不合格者に通知する
  不合格となった応募者には、丁寧にその旨を通知します。

オンボーディング段階

• 入社の準備を行う
  新規採用者のワークスペース、備品、入退館証を用意します。新たにリモート従業員を雇用する場合は、その従業員が適切なワークスペースを用意しているか、使用しているソフトウェアが正常に動作しているかを確認してください。

• オンボーディング書類を作成する
  納税申告書、契約書、福利厚生加入書などの雇用書類を作成し、受領します。 

新規従業員の個人情報と雇用情報がシステムに登録されていることを確認してください。Remoteのようなグローバル人事管理システムは、新規従業員がチームに加わる前に、従業員からこれらの情報を1つの安全なプラットフォームで収集できます。

• 初日の日程
  初日は、オリエンテーション、他のチームメンバーの紹介、出社勤務の場合は社内の案内などを計画します。

• トレーニングのスケジュール
  新規採用者の職務に合わせてトレーニング計画を立てます。 

• メンターまたはサポーターを指定する
  新規採用者に指導とサポートを行うメンターを紹介します。

定着とフォローアップ

• 定期的なチェックイン
  新規採用者との定期的な面談のスケジュールを組み、フィードバックの提供や、質問への対応を行います。

• パフォーマンス評価
  期待事項やパフォーマンスについて話し合うために、最初のパフォーマンス評価の日程を決めます。

• オンボーディングプロセスに関するフィードバック
  将来の雇用に向けてプロセスを改善するために、新規従業員からオンボーディング体験に関する意見や感想などのフィードバックを求めます。