コロンビアの休暇の種類
法定休暇
フルタイムの全従業員は、連続する15就業日の年次有給休暇を取得する権利があります。さらに、すべての従業員は18日の有給祝日を取得する権利があります。
妊娠・出産休暇
コロンビアの母親は18週間の出産休暇を受けられます。通常は出産予定日の1週間前に開始し、標準給与の100%が支払われます。出産予定日の最大2週間前から取得することも、必要に応じて出生日に開始することも可能です。この休暇は養子を迎えた母親や、病気などで子どもの世話ができない女性のパートナーにも適用されます。雇用主は出産休暇と父親休暇の費用を前払いする義務があり、支払後に政府から返金を受けます。
パートナー・父親休暇
コロンビアでは、父親は2週間(14暦日)の有給父親休暇(パパ休暇)を取得できます。父親休暇の賃金は従業員の給与の100%に設定されています。
その他の休暇
- 忌引休暇:コロンビアでは、従業員は最長で連続する5日間の忌引休暇を取得できます。忌引休暇は緊急事態や配偶者、パートナー、近親者の死亡に際して使用されます。法律上、書類の提出は必要ありませんが、企業は証明書の提示を求めることがあります。 - ファミリーデー休暇:従業員は年に2日の有給休暇を家族と過ごすために取得できます。証明書は不要です。休暇は定期的に付与され、年の前半6か月以内に1日、後半6か月以内に1日が与えられます。 - 投票休暇:国政選挙の後30日間のうちに取得する半日の有給休暇が認められます(投票証明書の提出が必要です)。 - 結婚休暇:コロンビアの労働法には結婚休暇は規定されていません。一部地域で慣例として提供される場合がありますが、雇用主に提供義務はありません。