エクアドルの休暇の種類
年次有給休暇
従業員は、週末を含む連続15日間の年次有給休暇を取得する権利があります(例:就業日11日+週末4日)。
祝日休暇
エクアドル法では、従業員は12の祝日に休暇を取得することが定められており、業務の性質や雇用契約により祝日に勤務する必要がある場合は、雇用主が代わりに就業日を休暇として付与して補償します。祝日の給与支払いは、雇用主と従業員の合意によって決まるため、事前に取り決めておく必要があります。
病気休暇
最長2か月、従業員の給与の50%が支払われます。
出産休暇
出産する従業員は、12週間の有給出産休暇を取得する権利があり、そのうち雇用主は25%を負担し、残りはソーシャルセキュリティが負担します。
父親休暇(パパ休暇)
雇用主は、自然分娩の場合は10日、複数出産または帝王切開の場合は15日、早産または特別なケアが必要な場合は23日の有給父親休暇を付与する必要があります。
教育休暇
入社後5年以上勤務した従業員が、業務に関連する分野での海外留学の奨学金を得た場合、1年間の休職が認められ、そのうち6か月間は給与が支払われます。
その他の休暇
- 忌引休暇:従業員は1親等または2親等の親族が亡くなった場合に1日の有給休暇を取得できます。 - 入院休暇:子どもが入院した場合、親は25日の休暇を取得できます。 - 養子縁組:養親は、子が法的に引き渡された日から15日の休暇を取得できます。