エルサルバドルにおける雇用管理をスムーズに

エルサルバドルの従業員は毎年15日間の年次有給休暇を取得する権利があります。年次有給休暇の計算期間は12月12日から翌年の12月12日までで、休暇は消化する必要があり、未消化分を金銭で補償することはできません。

エルサルバドルには11の祝日があります。

労働者が病気休暇を取得する場合、最初の3日間の給与は雇用者が支払います。その後の支払いはエルサルバドル社会保障機関が負担します。

女性従業員は16週間の有給出産休暇を取得する権利があり、出産予定日の6週間前から休暇を開始できます。出産手当は母親の通常の給与の75%に相当しますが、妊娠により一時的に就労不能となった場合は全額（100%）に引き上げられます。妊娠中に合併症が生じた場合は出産休暇が延長されることがあり、妊娠中の者を肉体労働に従事させることはできません。

エルサルバドルの父親は、子の出生から15日以内に3日間の有給父親休暇（パパ休暇）を取得する権利があります。

近親者が死亡した場合、従業員は2日間の有給忌引休暇を取得する権利があります。