ブルガリアの休暇の種類
法定休暇
ブルガリアでは、毎年4週間の休暇が付与されます。また、祝日が週末に当たる場合は、翌月曜日が有給の祝日となる点も注目です。
妊娠および出産休暇
出産予定の母親は最長58週間、最大の社会保障所得の90%が支給されます(上限は2021年で3,000ブルガリア・レフ(BGN)、2022年4月に3,400ブルガリア・レフ(BGN)に引き上げられました)。この給付は雇用主ではなく政府が支払います。通常、出産前に45日間の産休が取得されます。母親の同意がある場合、子が6か月に達した時点で残りの期間を父親に移すことができます。
パートナー/父親休暇
ブルガリアの父親休暇は2週間で、給与の90%が支払われます。
育児休暇
育児休暇は104週間で、そのうち52週間は定額の給付が支給され、残りの期間は無給になります。
その他の休暇
雇用主は病気または一般的な負傷の最初の3日間について基礎給の70%を支払い、4日目以降は社会保障が完治まで基礎給の80%を支給します。従業員は医師発行の病気休暇証明書を発行日から2日以内に提出する必要があり、雇用主はこの書類を当局に登録しなければなりません。医師も別途当局に書類を送付する責任があります。ブルガリアの法令によれば、雇用主には病気休暇台帳を維持し、従業員から提示された病気休暇の書類を原本のまま3年間保存する義務があります。これらのデータは国立社会保険研究所(NSSI)に提出される必要があり、報告の提出期限は従業員が病気休暇の書類を提出した翌月の10日です。