フィンランドにおける解雇手続き
解雇手続き
不正行為、過失、詐欺、その他の職務関連違反など正当な理由が認められる場合、従業員の雇用契約を解雇することができます。なお、双方が合意している場合は、事前に通知を行う必要があります。
解雇予告期間
フィンランドでは、解雇予告期間は雇用関係の継続期間に応じて異なります。
- 14日:雇用期間が1年以下
- 1か月:雇用期間が1〜4年
- 2か月:雇用期間が4〜8年
- 4か月:雇用期間が8〜12年
- 6か月:雇用期間が12年超
退職金
法的に義務付けられた退職金はありませんが、雇用主は未消化の有給休暇に対する支払いを行う必要があります。
試用期間
試用期間は最長で6か月までで、試用期間中に取得した病気休暇分を考慮して延長することができます。