アルゼンチンの休暇の種類
アルゼンチンの従業員に対する保証される休暇日数は、勤続年数によって異なります。 - 雇用主の下で6か月未満勤務した従業員には休暇の権利はありません(ただし、雇用主の裁量で付与される場合があります)。 - 勤続0〜5年の従業員は年14日の休暇を取得できます。 - 勤続5〜10年の従業員は年21日の休暇を取得できます。 - 勤続10〜20年の従業員は年28日の休暇を取得できます。 - 勤続20年以上の従業員は年35日の休暇を取得できます。
従業員が取得できる年次有給休暇の最低日数と継続要件は以下のとおりです: - 勤続5年未満の従業員:14暦日 - 勤続5年〜10年の従業員:21暦日 - 勤続10年〜20年の従業員:28暦日 - 勤続20年以上の従業員:35暦日 雇用主は従業員の休暇を延長することを選択できます。年次休暇期間中は雇用主が給与およびその他の手当を支払う義務があります。支払額は給与を25で割り、その値に休暇日数を乗じて計算します。支払いは前払いで行われ、休暇は月曜日に開始しなければなりません。全従業員は有給の祝日15日と、アルゼンチン政府が毎年追加するいくつかの「ブリッジ休暇」を受ける権利があります。休暇日数は継続雇用期間に応じて増加し、最大で5週間(35日)までとなります。
アルゼンチンで出産する従業員は90日の出産休暇を取得でき、政府が給与の100%を支給します。この休暇は出産予定日前後で前半・後半に分けて取得できますが、従業員によっては不均等に取得することもあります(例:出産予定日の30日前と出産後60日)。出産した従業員は最長6か月の追加無給休暇を申請できます。
アルゼンチンでは父親休暇(パパ休暇)として有給2日が認められ、政府が給与の100%を支給します。
アルゼンチンの病気休暇は勤続年数や業務上か否かによって異なります。 - 業務上の疾病・負傷の場合、雇用主は最初の15日間の給与を支払う義務があります。15日を超えた分は保険がカバーします。 - 業務外の疾病・負傷の場合、勤続5年未満の従業員は3か月の有給病気休暇を取得できます。家族がいる従業員は6か月です。この期間中の給与は会社が支払う責任があります。 - 勤続5年超の従業員は、業務外の疾病・負傷で6か月の有給病気休暇を取得できます。家族がいる従業員は12か月です。この期間中の給与は会社が支払う責任があります。従業員が12か月の休暇後も病気の状態が続く場合、雇用主は給与支払いを停止することができますが、さらに12か月間は雇用を継続する義務があります。それを超える場合は、必要な業務内容や障害の性質に応じて、長期障害の取扱いや解雇手当などについて雇用主と従業員が協議する必要があります。
- 結婚休暇:従業員は暦日で10日の休暇を取得できます。 - 忌引休暇:配偶者、子、または親の死亡では3日の休暇が付与されます。兄弟姉妹の死亡では1日の休暇が付与されます。 - 試験休暇:学業試験のために一度に最大2日、最大で合計10日まで取得できます。